代表ってどんな人?

藤木 美奈子 プロフィール

藤木美奈子

藤木 美奈子/博士(Ph.D.)
一般社団法人WANA関西代表理事
SEP研究所所長

皆さん、こんにちは。藤木美奈子です
私はDVや児童虐待など、暴力の被害当事者です。
「この社会はどこかおかしい」 そう気づいて活動をはじめてはや26年が経ちました

スタートは女子刑務所の刑務官、その後、NPOを設立運営しながら大学院へ。ホームレスの自立施設で心理的な回復プログラム研究を6年間つづけて、現在のSEPの原形が完成しました

何年も向精神薬を飲みつづけているのに、何年も心理カウンセリングに通っているのに、しんどさは増すばかり。そんな人々の力になれるプログラムです。
対人援助の仕事に行き詰った方々にもお勧めします。

経歴

  • ・博士(創造都市/大阪市立大学)
  • ・一般社団法人WANA関西代表理事
  • ・元龍谷大学准教授
  • ・元関西大学臨床心理専門職大学院(非常勤講師)
  • ・大阪市こども相談センター、堺市子ども相談所(非常勤心理職)

略歴

貧しいシングルマザーの子どもとして全国を転々、児童虐待・DVを受けて育つ。女子刑務所刑務官を経て、1995年、雇用されずに働く女性の社会的自立を支援するNPO法人「WANA関西」を設立(現在、一般社団法人)。
現在は実践研究者として、貧困シングルマザーや精神に障がいがある方のエンパワメントを目的に、自尊感情回復プログラム「SEP」を展開、講演や研修の講師としても全国で活躍する。内閣府主催のシンポジウムやNHK番組「DVにさらされる子どもたち」出演。「親に壊された心の治し方」「傷つけ合う家族(講談社)」他、著書・講演多数。

著作

親の支配脱出マニュアル

作家・藤木が放ちつづけるメッセージは、「強くなれ」、「自立しろ」、「愛せ」。
ノンフィクション、ビジネス書、小説まで、藤木自身の生き様をモチーフにした多彩な作品群をご紹介します。

著作の一覧はこちらから>>

講演

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研究

藤木研究のキーワードは「社会的排除」「エンパワメント」「自立」。
各福祉施設でグループワークの手法を用いた意欲回復プログラムを実践中。
生育家庭の悪影響、非行や犯罪、失業・経済的破綻など、さまざまな理由で社会から排除され、無力化した人々に必要なのは、自尊感情をとりもどし、低下した社会的スキルを高める「機会」です。全国の施設でこうした取組みが展開されることを目標に、藤木は今日も当事者たちと向き合いつづけます。

●博士号学位論文
『“社会的に排除された人々”に対するエンパワメント・アプローチ
~更生施設におけるホームレスを対象としたグループワーク実践から~』
The Empowerment Approach to the Socially Excluded:
Some Findings from a Group-work Practice in a Social Rehabilitation Center for Homeless.

●「日本コミュニティ心理学研究」掲載論文
『更生施設におけるグループワークを用いた社会復帰支援プログラムの検討』
The effect of the group-based social re-entry program conducted in a social rehabilitation facility

●「創造都市研究」掲載論文
『対人関係能力に重点をおいた社会復帰プログラム実践
~更生施設におけるSSTから見えてきたもの~ 』 Practice of a social re-entry program focused on the ability for personal relations :some findings drawn from the Social Skills Training in a social rehabilitation center

●「共生社会研究」掲載論文
『更生施設入所者のための社会復帰プログラムの可能性
~アセスメント結果を中心として~』
The possibility of a social re-entry program for people in a rehabilitation center:focusing on their assessment results.